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新型コロナウイルスの濃厚接触者の家族として過ごした14日間の記録①

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こんにちは、もがきママです。

コロナの話ばかりで気が滅入る毎日ですが、私も相当滅入っていました。

夫が濃厚接触者となってしまったからです。

世界の色が一瞬で変わってしまうくらいショックを受けた日から14日間が経ち、ようやく隔離がとけ、日常を取り戻せました。

家族が濃厚接触者となったら、家族はどのような形で生活をしていくことになるのか。

そんな14日間の記録を濃厚接触者の家族の視点からまとめました。

※これはあくまでも個人の一例です。専門家ではありませんので、参考程度に読んで頂けると幸いです。

目次

事件勃発

休日の深夜に、夫の上司から突然の電話。

会社で感染者が出た。しかも夫の隣の席の方だという。

感染経路は判明しており、親からの感染。親に最後に会ってから1週間後に発症。

夫は隣の席で会話も多く、発症の数日前には一緒にランチにも行っている。

夫は濃厚接触者になるだろうからと、今日から14日間の自宅待機を命じられる。

休日のため保健所が閉まっていて連絡がつかないので、週明けに保健所と連絡を取り合い改めて今後の連絡をいれる、とのこと。

あれだけ騒がれているコロナが我が家に突然入り込んできた。

あまりにも突然すぎる現実に頭が真っ白になった。

まさに青天の霹靂。

夫は通勤で電車を利用している。

そのため、いくら私と子供が感染に気を遣っていても、外部からウイルスを持ち込む可能性は大いにあるとは思っていた。思っていたけれども、本当に持ち込んでいるかもしれないという状況になるなんて思いもしなかった。

嘘でしょ?なんで夫が?

ここから頭と心が混乱を極め、パニックに陥る。

子供と私が感染しないためにどうすればいいのか?

今後の対応について、夫と話し合う。

夫が感染しているかもしれない。という事実を突きつけられ、最初に思ったこと。

それは、子供を絶対に感染させてはいけない。

そして、子供と夫を守るためにも私は絶対に感染してはいけない。

じゃあ、どういう行動をとればそれが叶うのか。

まず初めに悩んだポイントはここだった。

感染を食い止めるために、まずしなきゃいけないこと

すべては夫が感染しているというていで考えた。

私と子供が感染しないようにするには、夫との接触をなくすことが一番。

そのためには、隔離が必要。

じゃあ、どこで?

咄嗟に浮かんだのはこの3つ。

  • 夫を家庭内の別室で隔離

一番容易ですぐに出来るが、テレビもない狭くて寒い部屋で大人が14日間も過ごせるものだろうか。逆に体に不調が出てきそうで怖い。

  • 私と子供が実家に避難する

子供も私も安心して過ごせそうだし、夫も家庭内の行動制限がないからストレスなく14日間を過ごせそうだが、もし私達もすでに感染していたとしたら両親を危険にさらすことになる。それは危なすぎる。→却下。

  • 夫をホテルに隔離する

お金はかかるが子供と私の感染のリスクはなくなる。部屋にはテレビもあるだろうし、夫も快適かも。いや、でももし感染していた場合、他のお客さんや従業員の方を感染のリスクにさらしていいわけがない。最悪、ホテルが業務停止になって損害賠償問題になることだってあるかも…。→却下。

結果、導き出した答えは『家庭内での別室隔離』だった。

家でどんな風に隔離生活をすればいいのかで夫婦関係に亀裂

まずは、ネットで濃厚感染者となった場合の過ごし方を検索した。

そこには、

  • マスクをして過ごす
  • 別室で過ごす
  • 不要不急の外出はしない

と書いてあった。

これを踏まえ、今後の行動を話し合ったのだが、そこで夫婦の価値観やとらえ方の違いで大ゲンカとなってしまった。

【私の考え】

・夫が別室で基本過ごす

・子供との接触禁止

・もちろん散歩などの外出も禁止

・感染しているていで物事を考えるべき

【夫の考え】

・マスクをすれば子供と一緒に過ごしても良い

・感染していないかもしれないんだから、散歩ぐらい良いじゃないか

こういう危機的状況下に、人の価値観や考え方の違いが如実に表れる。

私が家庭内感染のリスクをいくら話しても、価値観の押し付けだと言ってきかない。

外出は地域住民を感染の危機にさらすことになるかもしれないと言うと、人混みの中に行くわけじゃないし、ましてや屋外なのに感染リスクなんてほとんどないだろと言い合いになる。

危機感が足りなすぎると言うと、上から目線の言い方が腹が立つと喧嘩になる。

もう全然ダメ。

何を言ってもダメだ。

未知のウイルスに立ち向かうには、家族一丸とならなきゃいけないのに、すでに足並みが揃わない。もはや分裂。もう嫌だ。どうすりゃいいんだ。【コロナ離婚】がよぎる。

そんな気持ちを思わずツイートする。

でも、もし個人を特定されたらどんな風に見られるんだろう…。そんな思いから、「友人の話」として思いのたけを投稿した。そう、実はこれ私自身の話でした。

報道でよく流れるのは、本日の感染者数や予防の仕方ばかり。じゃあ、いざ家族に感染のリスクが迫っている時、家庭ではどのような行動をとるべきなのか、私は知識を持ち合わせていなかった。だからこそ明確な国の方針が知りたかった。それがあれば、夫を納得させられると思ったからだ。でも、見つけられたのは先ほどの3つのポイントだけ。

マスクをすれば普通に過ごして良いんですか?

健康維持のためのランニングは不要不急に該当しないですか?

このポイントだけじゃあまりにも漠然としすぎている…!

夫婦の話し合いは最終的に、「分かったよ!お前の言う通りにすればいいんだろ!」と喧嘩別れで終わった。結果的には私が望む『別室隔離』になったのだが、何とも後味が悪すぎる終わり方となった。

>>>>続き

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