そばかすからシミへ

そばかすからシミへ名称変更するように、女から2児の母へ華麗(?)なる転身をとげている主婦日記。なりたかったものは落語家。生まれ変わりたいのはアメリカ人。2歳男児と0歳女児の育児で毎日テンパりながら、自分らしく胸張って生きたいともがいています!何気ない日常やストレスも笑いに変えれるようにしたい!

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「子供のために死ねますか?」無意識のうちに感じていた親の愛に気づいたとき

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少し刺激的なタイトルですが、私がまだ独身OLだった頃の話。

 

何気なくテレビを見ていたら、『北の国から』の脚本で有名な倉本聰さんの番組がやっていました。富良野塾での話をしていたような気がするのですが、そこでの講演会か何かに集まった子供を持つ親たちに向かってこう投げかけたそうです。

 

「あなたは、自分の子供のために死ねますか?」

 

死ねるという人は手をあげてください。と続けて聞くと、会場に5、60人ほどいるにもかかわらず誰も手をあげなかった。この現状に絶句したとお話しされていました。

 

その時に何気なく思ったのです。

 

私の親は絶対、私のために命を差し出すだろうな。

 

“絶対”と確信をもてる答えを導き出したことに、自分でも驚いたのを今でも覚えていますが、間違いなく私の両親は私に命をかけてくれると思えました。

 

無意識のうちに沁み込んでいた愛情

 

 私の両親は愛情深いタイプであり、私が若い頃はその愛が重く “うざい” と感じるほどでしたが、改めて愛されてるな~なんて感じたことはありませんでした。

親が我が子を愛するのは当たり前。そういうもん。それだけ。

今思うと幸せボケしていた自分が情けないのですが、当時の私は親に対して有難いとか、愛されてるとか考えたことすらありませんでした。考えてるとしたら、親から離れて自由になりたい!ぐらいでしょうか。

 

でも、突然自分が導き出した答えに驚きながらも、初めて気づいたのです。

 

命を差し出してくれるほどに、私は愛されていたんだ。

 

私の親は間違いなく身を挺して守ってくれるだろう。

もし私の体の一部がなくなったとしても、親は自分の体を私に提供してくれるだろう。もしそれで私の体が元に戻るのであれば、おそらく喜んで差し出してくれるにちがいない。親の安堵した顔まで想像できるくらいに次から次へとイメージが湧いてきました。

 

“愛されている自信” が私を強くする

 

何なんだろう?この “愛されている” という自信は。正直、今でもよく分かりませんが、間違いなく命を差し出してくれると思えるほど、両親は私を愛してくれているんだと客観的に気づけた事がとても衝撃的でした。当たり前だと思っていた存在は、想像以上に大きく深い愛で私を包んでくれていて、その大きな愛情の輪の中にいる安心感・絶対感のおかげで自信をもって歩き出せる。そしてなにより、私はとても幸運なんだってことに20代後半に恥ずかしながらやっと気付けました。

 

気づけば家の中は、愛情のかけらでいっぱいだった

 

その日以来、親を見る目が変わりました。いつも夕飯に私の好きなおかずを1品出してくれていたことも、寒い中帰ってきた私を早く温めてあげようと超特急でお風呂を出て、私を入れてくれたことも、記念日に渡したメッセージカードを額縁にいれて家中に飾っていてくれることも、すべてが温かい気持ちで溢れていたんだ。まるで昨日とは全く違う景色を見ているようでした。

極めつけは、リビングに飾ってある私と兄の幼少期の写真の数々。屈託のない弾ける笑顔の写真ばかりですが、それを同じような笑顔でファインダー越しから見ている両親の姿が想像できた時、思わず泣けてしまいました。記憶にない赤ちゃんの頃からずっと両親からの愛情のシャワーを浴びていたんだ。それが私の無意識領域の中にしっかり沁み込まれ今の私が出来ているんだ。嬉しくて、胸が温かくなり、また泣けてきました。

 

たとえ言葉で『愛してるよ』のメッセージは受け取っていなくても、日々の暮らしの中でちゃんと愛情のメッセージは受け取っていたんですね。

自分も親になってみてよく思うことは『愛されて育ってきたと覚えていてほしい』ということ。愛されていた自覚は、その人を強くし、前に進ませる原動力になると思うし、周りの人も愛することが出来ると思うからです。私の場合、その思いが強すぎて子供達に『あいしてるよ』を連発し、言葉の意味が軽くなってしまった気もしますが(^^;)。。

言葉も大切ですが、日々の暮らしの中でもたくさんの愛情をもって子供に接していきたいものです。そしてあわよくば、子供たちがいつの日か、『自分はこんなにも愛されていたんだ』と気づいてくれる時がきたら、親としては最高です。

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